ぼっち侵略のネクロニカ
龍介「いやぁ、すっかり日が暮れてしまったね」 アイラ「こんなに時間がかかるとは思わなかったわ……流石に疲れた……」 希「TRPGって面白いね~!またやりたい!」 龍介「勿論いいよ。今回のドールをまた登場させることもできるから、人形設計図はとっておいて…
NC「戦闘が終わった後も、工場は依然として稼働し続けている。ゾンビの作業員たちも流れ弾が当たるのも気に留めずに働いているようだ。未完成のゴライアズもまだ残っている。もっとも、これ以上君たちに襲いかかってきそうなアンデッドは見当たらないし、放…
NC「では2ターン目の開始だが……」 コウイチ「?」 NC「(うーん、思ったよりもあっけなく終わってしまうなぁ……どうしようか……あー、そうだ)」 NC「ここで工場の奥に鎮座していた更なるゴライアズがもう一体目覚めた。戦闘の激しさで目覚めたのだろうか、君…
NC「ではこれからバトルパートに突入する。今回の勝利条件は、ズバリ『敵を全滅させる』こと。これ一つのみだ」 アイラ「ゴライアズを含めて敵を全て倒すしかないってことね」 NC「そうなるな。あと、君たちはゴライアズについて日誌を読んで知っていたから…
NC「次の行動に移ろうか。さっきの対話からしてもう外に出るということでいいのかな?」 アイラ「私は早いとこそうしたいけど」 ノゾミ「私も良いかな」 コウイチ「ぼくもいいよ」 ナギ「うーん、なんか、なんか対話判定できないかな……」 NC「別に無理に部屋…
全員狂気判定。 アイラ→7成功コウイチ→5失敗、ナギへの信頼2→3ナギ→3失敗、ノゾミへの依存3→4(発狂)ノゾミ→3失敗、ナギへの恋心3→4(発狂) ナギ「う、う、うわああああああああああああ!!」 ノゾミ「あああああぁぁぁぁぁぁ……っ!!」 コウイチ「ふ、二人…
NC「そこには大きな金属の扉があった。録音された放送と機械音は、この扉の向こうから聞こえてくる。扉はそれなりの重量があるものの鍵はかかっていない。アンデッドとなった今の君たちならば開けるのに別段苦労もしないだろう」 ナギ「よっしゃ、ならさっさ…
龍介「じゃあここからは俺はNCとしてシナリオを進めていくから、みんなもそれぞれのドールに成りきってロールプレイしていってくれ」 PL全員「はーい」 NC「君たちドールは、遠くから聞こえてくる耳障りな金属の擦過音や奇妙な音楽によって目を覚ました。そ…
龍介「それでは!永い後日談のネクロニカのセッションを始めまーす!」 希「よろしくお願いします!」 凪「ヨッシャー!」 岬一「がんばれ龍兄ー!」 アイラ「生き残るわよー!」 龍介「さて、まずはドールを作るところから始めようか」 アイラ「え? 3人は…
夏が盛りを過ぎても、松横市は依然として猛暑に見舞われていた。2,3日前の降雨も何処へやら、青い空は入道雲の向こうに半分ほど隠れてしまっている。 「あっつ……」 アイラはそんな炎天下を歩いていた。午後3時過ぎと外出するにはやや遅めの時間帯である。本…